千葉旅行1

今日はとても重要な日だ。 今回のためにものすごく準備してきた、本当に本当に準備してきた。 私の中で、限られた時間の中で精一杯準備してきたけど、それと同時に前回のような緊張感が薄れているのも感じた。緊張が薄まるというのはいいことでもあるし、悪いことでもあると思う。

六本木に早めについてから、スタバであたたかいココアをかった。でも最後まで入念に準備したくてココアは70%残っていた。

精一杯やった。終わってからすごく

六本木はクリスマスの装飾が施されていた。六本木らしいようなクリスマスをみてから日比谷線六本木駅に向かい、霞が関へ、霞が関から丸ノ内線で東京駅にいった。

サンキュー千葉フリーきっぷというのがある。2日間JRやバスが千葉限定で乗り放題のきっぷだ。千葉に旅行したことがなく(西船橋以外)、千葉に旅行してみたいとずっと思っていた。東京駅で降りて、みどりの窓口にいってきっぷを買った。パンフレットありますか?ときいたら結果的になかったのだが、あちこちを探して確認してくれたらしくて、すごくうれしかった。

総武線に乗ったら千葉につくだろうと思い総武線にのった。行き先は君津行きだった。乗った列車は内房線だった。千葉は以前何度か調べたことがある。佐倉や館山に関してなら少しは知識があった。でも君津。きみづと読むのかくんずと読むのかさえわからない。ふとイヤホンを外して列車のアナウンスを聞くとくんづだった。GoogleMapで君津を調べたらほぼ木更津だった。 船橋か千葉で乗り換えて佐倉にいくか、そのまま君津にいくか、それはその時に考えればいいと思った。

サンキュー千葉フリーきっぷについてGoogle検索で少し調べた。そのページには千葉の観光情報も掲載されていて、その中に11月〜12月に亀山湖の紅葉がきれいだと1コマあった。亀山湖はどうやっていくのかというと、いまのっている君津行き内房線の終点の少し手前にある木更津駅で一旦JR久留里線にのりかえる。久留里線木更津駅上総亀山駅で12駅くらいあるローカル線だ。亀山湖は終点の上総亀山駅の近くにある。ここにいこうと決めた。

途中の五井駅小湊鉄道のかわいらしい電車を見た。赤とオレンジの。小湊鐵道いすみ鉄道はよく雑誌やテレビ、ネットニュースで取り上げられているので知っていた。すごくかわいかった。

木更津駅についた。木更津といったら木更津キャッツアイぐっさん櫻井翔岡田准一氣志團のイメージが強い。木更津駅についてすぐ久留里線にのりかえようと思ったが、次の電車まで30分ほどあった。一旦改札を出て駅のVIEWプラザにはいってサンキュー千葉フリーきっぷのパンフレットをもらいにいった。どうやらパンフレットはないらしく、わざわざPCからデータを印刷してホッチキスで止めてくれた。すごくありがたい。まだ電車まで20分くらいあった。駅にある木更津案内掲示板をみると駅のすぐ近くに観光案内所があることがわかりそこにいって富津市のパンフレットを4つほどもらった。

久留里線の電車に乗り込み富津市のパンフレットを読んだ。1つ1つのパンフレットの中身がとても厚くて凝っていて、しかも1つ1つのパンフレットにそれぞれ特徴があって全部読み終えるまで全然飽きなかった。読み終え顔をあげると畑だった一面畑だ。ずーっと畑の風景だ。しばらくすると森と畑、途中に大きな川、そして久留里駅はとても独特だった。久留里は久留里城が有名だが、その影響が家々の屋根が瓦で雰囲気があり、でも森のなかで木々の山があってなんというかここらへんの雰囲気は江戸時代に戻ったみたいだ。

亀山湖のある上総亀山駅についたときはもうほぼ真っ暗だった。月の明かりがきれいによく見える。空が広い。山の中にいることが空気でわかる。そしてなによりもここはものすごく静かだ。電車を降りて、GoogleMapで亀山湖の場所を確認してそこへ向けてあるき出した。すぐ電車は巻き戻しで木更津に戻ると思ったが、歩いてても電車の光でまだ電車が留まっていることがわかる。なぜならその電車の光がその駅のまわりで一番まぶしいものだからだ。亀山湖までは1回左にまがってあとはまっすぐ進むだけの簡単な道だった。

亀山湖についた。パンフレットに載っていた綺麗な紅葉の写真とは全く違うものだった。絵だった。その景色は、外国の芸術家が書いたような青と黒の風景画をそのまま体現しているかのような風景だった。外はもう暗くて紅葉のような赤やオレンジ、緑や黄色なんて色はそこにまるでなかった。でもすごくすごく綺麗だった。

満足したので駅にもどろうと歩いてきた道を引き返した。途中でYahoo乗換案内を使って次の上総亀山駅から電車はいつなのか調べた。なぜなら木更津駅のVIEWプラザの方が「久留里線は1時間に1本くらいですね」といっていたからだ。検索ボタンを押すと、あと5分で発車だった。そしてそれを逃すとつぎの列車は1時間後だった。別に自由な旅で時間の縛りもないのだから1時間後でも全然いいのだけれど、頭の中はそうじゃないらしく駅に向かって走っていた。カバンにはいってるパソコンやいろんなものが重い。幸いいつもどおり動きやすい靴できたので足は軽かった。でもどう考えても間に合うにはぎりぎりだった。全力で走って息を整えるために歩いてまた走って、こういうイベントは旅行中にあったらおもしろいけどそれは後からだからいえることで、とにかく走って息が苦しかった。

電車は15分に出発だ。残り2分

小さな駅舎までのなだらかな坂道を全力ではしって電車のなかで一番近くにあったドアがひらくボタンをおした。久留里線は自動ドアではなく手動ボタンでドアの開け閉めをするタイプなのだ。でもボタンを押してもドアはひらかなかった。ここのボタンはあかないようになっているのかもしれない。その車両の前側のボタンを全力で押しに行った。列車は発射音をだしている。なぜあかないのだろう。ぎりぎり間に合ったと思ったけどそのドアはあかなかった。自分の田舎のことを思い出した。そこもローカル線で、行き先に向かって車両全体の、個々の車両ではなく、車両全体の一番前しかドアが開かなかったことを。私は車両全体の一番前のボタンを押しに行った。押した。でもあかなかった。車両はいまにも動き出そうだった。

急用が入ったので続きはまた今度書く