〈検索 Advent Calendar 10日目〉医療健康アップデート前後のGoogle検索とbing検索を比較する
この記事は検索 Advent Calendar 10日目の記事である。
はじめに
今日の検索 Advent Calendarでは、bing検索とGoogle検索の検索結果を比較してみようと思う。
具体的にはインフルエンザに関する100個の検索クエリで検索結果1位がどのような結果になるかを比較する。
Googleは2017/12/06に医療健康アップデートを行っている。医療健康アップデート自体やアップデート前後でどう変わったかについてはウェブマスター公式向けブログや下記のブログを参照してほしい。
sakura818uuu.hatenadiary.com
bing検索で調べた結果
今回も上記の過去のブログと同じように検索でインフルエンザに関するクエリ100個を入力したとき、検索結果1位にどんなものが表示されるのかを調べる。
検証環境:2017/12/10 bing検索 PC シークレットモード
データについては以下のGoogleのスプレッドシートのリンクを参照してほしい。 docs.google.com
今回のBingの検索結果は以下のようになった。
bing検索結果の特徴
NAVERまとめやigot-it、Yahoo!知恵袋など医療に関して専門的とはいえないサイトが検索結果1位にくることが多かった。また、その他の42%のなかには個人ブログが多く見られた。
国の公式ページ(厚生労働省、東京都感染症情報センター、首相官邸、国立感染症研究所)を合計すると18%(100サイト中18サイト)だった。
Google検索とbing検索の比較
bingの検索結果(2017/12/10)、Googleの検索結果(2017/12/06 医療健康アップデート後)、Googleの検索結果(2017/11/04 医療健康アップデート前)で比較すると次のようになる。
期待より三者三様な検索結果になった。
3つの検索結果の全てページの中身もチェックしているが、個人的にはやはりGoogleの検索結果(2017/12/06 医療健康アップデート後)が一番信頼できる検索だと感じた。