Google検索エンジン最適化スターターガイドを読む
Google検索エンジン最適化スターターガイドは、その名の通りGoogleが出しているSEO初心者が見るような情報がまとまっている30ページくらいのPDFである。
この記事ではGoogle検索エンジン最適化スターターガイドを読んで、感想や知らなかったことをメモする。私は1年前くらいに1回一通り読んだことがある。しかしあくまで読んだだけであってメモをしていないし、もう忘れてる所もあるので今回改めて読んでみる。そして今回はきちんと理解する。
今絶賛更新中との噂もあるが更新されたらまたその時に読めばいい。
SEOの基礎
- ページタイトルはtitleタグで指定する
- decriptionメタタグにページの概要を記述する。 Googleはdecriptionメタタグをスニペットに使用する可能性がある
- 各ページに合わせてdecriptionメタタグをつけたほうが良い。自動で生成する方法もある
サイト構造の改善
- 301リダイレクト 指定のURLへ自動的にジャンプさせる
- サブドメインとルートディレクトリから同じコンテンツにアクセスしないようにする
- サイト内のリンクで、www.のあるバージョンと、ないバージョンのURLを混在させない
- URLの中で不必要に大文字を使わない
- Google と相性の良いサイトを作成する方法
- サイトのインデックス登録やランキングで有効なのは、"自然なリンクのみ"である。
- テキストだけを表示するWebブラウザLynxというソフトウェアがある
- パンくずリストとはページの上部か下部にある内部リンクを1列に並べたもの。ページの階層を知るのに便利
- ユーザー向けサイトマップ(sitemap)と検索エンジン向けサイトマップ(Sitemap、別名XMLサイトマップ)を用意する。
- XMLサイトマップは、どのバージョンのURLを標準としたいか(例えばwwwの有無のURL、どちらを標準にするか)をGoogleに伝える有効な手段の1つである
- ナビゲーションをドロップダウンメニューや画像、アニメーションのみで作ることは控える。できればテキストリンクで
- 404エラーページが検索エンジンにインデックスされないようにする
- 404 ページのカスタマイズ
- サイトのデザインにそった404 ページをつくる。
- よりいい404ページをつくる。404やNot foundだけ書かれてもユーザーはわからない
コンテンツの最適化
- 検索エンジンには見えるが、ユーザーには見えない隠しテキストと隠しリンク(例えば白の背景に白の文字を書くとか)を使わない
- アンカーテキストとは、のアンカータグの間に挟まれているリンクが設定されたテキストのことを指す。アンカーテキストが適切だと検索エンジンやユーザーがリンク先の内容を理解しやすくなる。アンカーテキストは単語を数語か短いフレーズを使用する
- 外部リンクはもちろん、内部リンクのアンカーテキストにも気を配る
- 画像にはaltテキスト
- 画像を保管するディレクトリは1つにまとめておくことで画像へのパスがわかりやすくなる
- 見出しタグ(h1,h2,...,h6)を有効に使う
- 強調emや強い強調strongの方が適切だと思われる箇所で見出しタグを使わない
クローラーへの対処
- robots.txtは検索エンジンのクローラーにこのページはクロールしてほしいけど、こっちのページはクロールしてほしくないなを伝えるためのファイルである。robots.txtの詳細はrobots.txt ファイルについてのページを見ればよい
- 検索結果にコンテンツを表示させない方法は他にも、“NOINDEX”をrobotsメタタグに追加、.htaccessを使ってディレクトリにパス ワードを設定、Googleウェブマスターツールを使ってすでにクロールされたコンテンツを削除するなどがある
- 機密事項や慎重に扱うべきコンテンツがクロールされないようにするには、robots.txtの設置だけ でなくコンテンツの暗号化や.htaccessを使ってパスワードをかけて保護する
- 検索結果のようなページはクロールさせない
- プロキシサービスによって生成されたURLはクロールさせないようにする
- コメントスパムへの対策としてアンカータグの中にrel=nofollowを記載する。特定のリンクに対して rel="nofollow" を使用するにnofollowの詳細が書かれている
モバイルSEO
- モバイルサイトマップ(モバイル用のXMLサイトマップ)の存在。通常のサイトマップと同様に、ウェブマスターツールを使って送信できる。詳細はサイトマップを作成、送信するを参照
- ユーザーエージェント(UA)...ユーザーがウェブサイトへのアクセスの際に使用するソフトウェアまたはハードウェアのこと
- モバイルサイトがインデックスされるようにする際の注意点→“Googlebot-Mobile”という文字列を含むUAからのアクセスも許可するようにする・Googlebot-Mobileで使用するIPアドレス帯域からのアクセスを許可する・モバイル フレンドリー ページを開発するためのリソース
- デスクトップからの検索に対してはデスクトップ版のURLを、モバイル検索にはモバイル版のURLを出すようリダイレクトを上手く使って実現する
- UAによって表示を切り替える方法もある。しかし、れはクローラーに返すコンテンツの設定を誤ると場合によってはサイトの偽 装、いわゆる「クローキング」と見なされることがあるので注意
プロモーションと分析
- Googleウェブマスターツール(今で言うところのGoogle Search Console)を使うと自分のサイトの掲載順位をトラッキング、クロールやインデックスの情報を知ることができる。
- Bingもウェブマスターツールがある
- ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)
まとめ
- htmlのタグに関して忘れてたことが結構あったので今回ちゃんと覚えることができてよかった
- 確かに全体的に内容が弱冠古いと感じた(例えばモバイルフレンドリーやGoogle Search Consoleなどの言葉がでてこない)
- モバイルとデスクトップでどう情報を表示するかやUAの部分がちょっとややこしかった
- robots.txtに関しては別途正確に覚える必要がある
- 404のカスタマイズ興味深かった
- ウェブマスターに関する情報、自分が今まで考えてたものより面白いものかもしれない