『技術者のためのテクニカルライティング入門講座』を読んだ
翔泳社セールで買った『技術者のためのテクニカルライティング入門講座』を読んだ。
- 作者:髙橋 慈子
- 発売日: 2018/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
自分の文章のよくない癖を認識できた。
また、こうしたほうがいいと例が書いてあるのでわかりやすい。
特に参考になった部分をmemo
アンチパターン
・「〜だが」「〜ので」で文章をつなぎ、一文が長い
文が長いだけではなく、最も伝えたいことが最後に来てしまっている
・ 「〜が必要です」という文
相手に操作などを求める場合はより具体的に書くか言い切ってしまったほうがいい
・ 二重否定文
二重否定文は曖昧な表現になることも多く、読み手に不安を与えてしまう。
二重否定文は、否定している部分の両方を肯定文にするよう書き換える。
例「〜しないとは限らない」
こうしたほうがベスト
・操作は能動態、結果は受動態
操作説明書などに使用できるテクニック。
操作はユーザー視点の能動態で、結果は別の文に分けて受動態で書く。
・使用方法の説明では使役形を使わないほうがベスト
使役形とは「〜せる」「〜させる」のこと。
例「アイコンをタップさせ、アプリを起動させます。」
・箇条書きの最後の「など」は削除
例「ドライバーやレンチなどを用意してください」
→などは削除「ドライバーやレンチを用意してください」
もしくは、例示をまとめるものを書き加える方法もある。
「ドライバーやレンチなどの工具を用意してください」
例
●フルーツ
・りんご
・みかん
・バナナ など
→などは削除する
もしも他にもあることを強調したいなら(一部)を書いておく。
●フルーツ(一部)
・りんご
・みかん
・バナナ