Googleのモバイルファーストについて知る
SEOの人やWebmaster向けの情報を見ていると最近はモバイル フレンドリー・モバイル ファーストインデックス(MFI)・AMPなどに関するニュースが多い。
その中で今回はモバイル ファーストインデックス(MFI)について知る。今回の知るは、サイト担当者でモバイル ファーストインデックス(MFI)に対して準備するまでの対策を知るではなくて、あくまでモバイルフレンドリーが何かを理解するところの知るを目標とする。
モバイル フレンドリー・モバイル ファーストインデックス・AMP、まだ把握してないので今日でする
— sakura@search (@818uuu) 2017年11月12日
Google ウェブマスター向け公式、web担当者フォーラム、いくつかのブログ、SNS(Twitterが今回はいい)ぽい
— sakura@search (@818uuu) 2017年11月12日
準備する側ではなく理解のほうでやって、ブログさいごに書く
— sakura@search (@818uuu) 2017年11月12日
この記事では、Googleウェブマスター向け公式ブログを時系列順に見ていきモバイル ファーストインデックス(MFI)が何かを理解する。
上記の2015年2月の記事で以下のように述べられている。
インターネットへのアクセスに携帯端末が使用されるケースが増えてきたため、Google のアルゴリズムもこうした使用状況への対応が必要となっています。
2016年11月の記事でモバイルファーストインデックスに関して詳細に語られている。
携帯端末の普及に伴い携帯端末での検索がふえてきているが、Googleは主にデスクトップ版のコンテンツを用いて検索のアルゴリズムを決定している。そこで"将来的にGoogleのアルゴリズムがモバイル版のコンテンツを主に使用するようにしよう"と考えたのがモバイルファーストインデックスが始まった経緯であるようだ。
モバイルファーストインデックスに伴いウェブマスターの方はいくつか準備をする必要がある。
- 主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で同一である場合は、何も変更する必要はない
- 主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で異なる場合は、構造化データ テストツール(https://search.google.com/structured-data/testing-tool)で構造化データマークアップの同一性を確認したり、robots.txt テスター(https://support.google.com/webmasters/answer/6062598?hl=ja)を使用してモバイル版のコンテンツに Googlebot がアクセス可能であることを確認する。
- Search Consoleでモバイル版のサイト及び追加の確認
また、以下の様なことも述べられており、モバイルファーストインデックスは計画を段階的に進めていることがわかる。
この変更は Google のインデックス登録に関する重要な変更であり、慎重に取り組むべき課題であると私たちは考えています。そのため、今後数カ月にわたって小規模の実験を入念に行い、素晴らしいユーザー体験を提供していると自信をもって判断した時点でより広範囲にわたって変更を反映していきます。
ちなみに、デスクトップ版のサイトしか存在しない場合はGoogle は引き続きデスクトップ版のサイトをインデックスすると記載されている。
上記の記事はモバイルファーストインデックスの記事ではなく、2016年の人気記事を紹介している記事だ。
人気記事トップ1に"モバイル ファースト インデックスに向けて(https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/11/mobile-first-indexing.html)"が選ばれており、モバイルファーストインデックスへの関心が高いことがわかる。